高校時代からソーラーカーに打ち込んできた篠原 京介さん。 KITに進学したのは、高校3年生のとき鈴鹿で見た夢考房チームのソーラーカーに一目ぼれしたからだといいます。 入学後すぐにソーラーカープロジェクトに参加し、3年次にはリーダーとしてチームを引っ張りました。 夢考房で得た知識や経験、多くの出会いは、自分への成長につながり、将来の道をも導いてくれたようです。
4月24日の放送は、この春から篠原さんの新しい舞台となった本田技研工業をめざすきっかけなどをさまざまな大会シーンとともにご紹介します。
この春、社会人としてスタートを切った中村 拓也さん。 彼が大学院で取り組んでいたのは、「磁力を使って水を浄化する」という研究です。 超伝導を環境浄化や省エネルギー分野の技術として研究する小原研究室で、中村さんは、水の浄化法に関する研究を行なっている小松優研究室が開発した重金属イオンの捕獲材に注目。 いったん、捕獲材に金属イオンを吸着させ、超伝導マグネットを利用して金属系の有害物質を除去するという画期的な方法を開発しました。 高校、大学と電気電子のおもしろさに触れ、新しい可能性を拓く研究に取り組んできた中村さん。
4月17日の放送は、KITで学んできた知職をいかして世の中に貢献したいという中村拓也さんを、新しいステージである東京電力への思いとともにご紹介します。
KITの学生3人が設計・製作した「排せつ支援車椅子」が、学生によるビジネスプランコンテスト「第5回キャンパスベンチャーグランプリ中部」で、最高賞の大賞を受賞し、3月には中部の代表として全国大会出場を果たしました。 本格的なモノづくりは初めて、すべてが手さぐり状態でした。それでも「学生時代に何かしたい」という強い思いが斬新なアイデアを生み出し、形となってすばらしい結果につながったのです。 3人の中で加工・組み立てを担当した牧野 和彦さん。(写真中) かけがえのない友と出会い、懸命に取り組んだこのプランに、牧野さんには特別な思いがありました・・・。
4月10日の放送は、車椅子製作のきっかけとなったスケッチをご覧いただくとともに、将来、またこの仲間で製品化をめざして頑張りたいと話す牧野さんにスポットをあててお送りします。
この春、JR西日本で社会人としてのスタートを切った村中 和也さん。 彼が研究室の仲間とともに学生生活の集大成として取り組んだ研究は、災害などで生じた被害をデータ化し、今後の災害に対する事前策や対応に役立てようというものです。 2007年3月に起きた能登半島地震をテーマに、GISを活用して河川などの被害状況データを打ち込み、データマップを作り上げました。 膨大なデータ処理は大変な作業ですが、災害データベースの構築は、その地域にあった都市計画を考えていく上でとても有効です。
4月3日の放送は、KITで学んだ知職をいかして、将来はトンネルなどの耐震補強などで活躍できればと夢を話す村中さんをご紹介します。