今年3月にやつかほキャンパスに完成した「感動デザイン工学研究所」。
「感動」を次代のものづくりのコンセプトとして取り上げ、感動のメカニズムを科学的に解明し、感動をもたらす製品の研究開発をめざしています。
最新設備が整うこの施設で、大学院2年 長谷川 渡さんが取り組んでいる研究テーマは、都市の景観を材料にして、時間の経過とともに変化する感動を測定しようというものです。
学部時代に学んだ経営情報の知識や、マルチメディア考房プロジェクトで磨いたコンピュータグラフィックスの技術を活用しながら人の心の動きを探る研究に取り組んでいる長谷川さんは、研究所の完成で、よりリアリティある環境での実験が可能になると期待を膨らませています。 |