7月、琵琶湖で行われた鳥人間コンテスト。大空に飛び出したKITの人力飛行機を特別な思いで追いかけるメンバーがいました。3年 樋口 了慈さんです。
彼は、今大会、炭素繊維強化プラスチックを使用したパイプの設計・製作を担当するFRP班のチーフでした。まさに飛行機の骨組みにあたるところですが、相次ぐトラブルで製作スケジュールはかなりの困難を極めていたのです。
飛行機が飛ぶ不思議を知りたくて、KITに進学。夢考房人力飛行機プロジェクトに参加したものの、まさにゼロからのスタートで、仲間とともに試行錯誤の連続だったといいます。それでも琵琶湖で飛行機を飛ばすことは、何ものにも代え難いくらいの魅力だという樋口さん。
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