土木や建築の分野において根幹をなす測量。技術の進歩にともない、簡単で精密な計測ができる機器が利用されていますが、まだまだ多くの問題点も生じています。
測量の原理・原則に立ち返り、自由な発想のもとで技術力を養ってもらおうというコンテストが、2008年6月、横浜で開催されました。このコンテストに研究室の仲間と出場した4年、鈴木 紘介さん。
専門家チームが最新の精密機器で挑む中、鈴木さんたちは手づくり感いっぱいの機器で出場し、周囲を驚かせました。
KITで最先端の測量技術を学ぶ一方、自作機器を通して測量の原点に戻り、より精度の高い技術や方法を研究しようと参加。精密機器に引けをとらない結果は、大きな自信につながったようです。
春からは、JR東日本で新しいスタートを切る鈴木さん。
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