第292回(6/25放送)
2050年までに、サッカーワールドカップの優勝チームに勝てる自律型ロボットの製作をめざして活動しているロボカップ。 5月に大阪で開催された大会に、KITの学生たちの手による、身長およそ140cmの二足歩行ロボットの姿もありました。 製作したのは、ロボティクス学科3年の串原 智志さんをリーダーとする夢考房ロボカッププロジェクト ティーンサイズ班のメンバーたちです。 学部生中心ながら、ステレオビジョンによる物体認識システムを独自に開発するなど高い技術力に挑んでいます。
6月25日の放送は、壮大な目標に果敢に挑戦する串原さんたちを、彼らの技術の結晶とともにご紹介します。
第291回(6/18放送)
野々市町の情報交流館が主催するサイエンスプログラムに参加していた中学生が、世界的なクリエーターや科学者の卵を発見する「スーパーサイエンスキッズ・プロジェクト」のサイエンス・キッズに、県内で初めて選ばれました。 このプログラムをサポートしていたのが、阿部 幸也さんたち電子計算機研究会のメンバーでした。 人に教えることの難しさや楽しさ、また子供たちからの斬新なアイデアを知る貴重な機会になったという阿部さんですが、 研究会での作品づくりに対する姿勢も、1,2年次の頃とは、ずいぶん変化してきたといいます。 将来は、プログラマーを統括するような人材になりたいという阿部さん。
6月18日の放送では、野々市町の小中学生との交流や仲間たちとのコミュニケーションを大切にしながら活動に励む阿部さんをご紹介します。
第290回(6/11放送)
5月、自律移動型ロボットによるサッカー競技会「ロボカップジャパンオープン2009大阪」が開催され、KIT夢考房ロボカッププロジェクトは、中型ロボットリーグで準優勝を果たしました。 産学連携や大学院生中心のチームが多い中、学部生主体で出した今回の結果は、メンバーたちにとって大きな自信につながったようです。 しかしその一方で、いくつもの課題も残されました。シュート本数を増やすためキック装置に工夫を凝らして臨みましたが、自分たちの思い描いた試合運びができなかったのです。 今月末からオーストリアで行われる世界大会に出場が決まったKITチーム。
6月11日の放送は、ジャパンオープンでの反省を踏まえ、世界大会に向けて闘志を燃やすKITチームを、中型ロボット班リーダーの小森谷佑一さんのインタビューでご紹介します。
第289回(6/4放送)
究極の省エネカーレース「2009 ワールド・エコノ・ムーブ」が、 今年も秋田県で開催されました。 KIT夢考房エコランプロジェクトチームは、鉛蓄電池部門に参加。 これは、大会側から支給されたバッテリーで2時間での走行距離を競うものです。 KITチームのドライバーは、応用バイオ学科2年の粟倉泰輔さんです。 夢考房のエコランにあこがれてKITに進学。 何もかもがまさにゼロからのスタートだった粟倉さんですが、今回、 ドライバーという大きな任務も任されました。 大会本戦、参加車両80台の中を緊張感いっぱいでスタートした粟倉さん。
6月4日の放送は、電気代わずか3円分のエネルギーで、平均時速40km、80kmの走行を目指す夢への挑戦に密着取材です。