第301回(8/27放送)
国際自動車連盟が公認する「DREAM CUP ソーラーカーレース鈴鹿2009」が、この夏、三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。 2年ぶりの出場となったKIT夢考房ソーラーカープロジェクト。大会リーダーの谷口 和也さんをはじめとするメンバー達は、出場を断念した昨年の悔しい思いをぶつけたいと鈴鹿に入りました。 2日間で計8時間を走る耐久レース。 しかし今年の大会は激しい雨が降り、さまざまなトラブルがチームを襲ったのです・・・。
8月27日の放送は、レース1日目のトラブルをチーム一丸となって解決し、2日目、順位を一気にあげた夢考房チームの奮闘を、谷口さんのインタビューとともにご紹介します。
第300回(8/20放送)
自律移動型ロボットによるサッカーの世界大会「RoboCup2009」が、オーストリアで開催されました。 3年ぶり7回目の出場となった夢考房ロボカッププロジェクト中型機チーム。先に行われた国内の大会では、学部生主体のチームながら準優勝を果たし、大会リーダーの小森谷 佑一さんをはじめとしたメンバーたちは、自信をもって臨んだ世界大会のはずでした。 しかし、結果は惨敗。戦略などを含めた実戦経験のなさが、世界の壁を一層高くさせたのです。世界のレベルを身をもって知ったという小森谷さん。
8月20日の放送は、この経験は必ず来年につながると飛躍を誓う小森谷さんを、インタビューと大会映像をまじえてご紹介します。
第299回(8/13放送)
今年3月、やつかほリサーチキャンパスに地域防災環境科学研究所が完成しました。 伊藤優さんは、研究所の最新の設備を使って降雨実験に取り組んでいます。 雲の動きにそった雨の量が設定でき、降雨域が移動した際の河川や土地にどのような水の流れがみられるかなどをデータ化しモデルケースをつくる研究です。 河川の設計や災害を予測する上でも重要な自然現象の解析に挑む伊藤さん。
8月13日の放送は、環境土木に魅せられKITに進学したという伊藤優さんをインタビューとともにご紹介します。
第298回(8/6放送)
2009年、夢考房人力飛行機プロジェクトが新たなスタートラインに立ちました。 これまでの二重反転プロペラ先尾翼という独創的な機体から方針を変更。通常翼・単発プロペラ機を完成させたのです。 機体設計の中心メンバーとなったのが、4年の木村健太郎さんです。 彼は、飛行機について学びたいと強い気持ちを持って和歌山県から進学。1年次からプロジェクトに参加し、他にはない機体で長距離飛行を目指し活動を続けてきました。 通常翼への方針変更に複雑な思いもありましたが、チーム一丸となって開発を進めた新機体が完成。 7月、飛騨で行われたテストフライトで大きく羽ばたきました。
8月6日の放送は、来年開催の鳥人間コンテストへの期待が高まったフライトシーンを、木村さんの設計にかけた思いとともにご紹介します。