第305回(9/24放送)
ABUロボコンの世界大会が8月、東京で開催されました。ロボットの性能やアイデアを駆使して頂点をめざすこの大会には、19の国と地域から20チームが参加。 4年 西 陽太さん率いる夢考房ロボットプロジェクトチームも、日本代表として3度目の世界大会出場を果たしました。予選リーグを順当に勝ち、決勝トーナメントに進んだ西さんたち。しかし、ベスト4入りをかけた戦いでベトナム代表チームに惜しくも敗れ、彼らの今年のロボコンは幕を閉じました。ロボコンに賭けた日々は、かけがえのない経験だったという西さん。
9月24日の放送は、常に世界の舞台で力を発揮してほしいと、後輩たちにエールを送る西 陽太さんの横顔をさまざまな映像とインタビューでご紹介します。
第304回(9/17放送)
昨年の全日本学生室内飛行ロボットコンテストで、1年生チームながら見事3位入賞を果たした夢考房小型無人飛行機プロジェクト。 その中心メンバーだったのは、プロジェクト内で唯一、情報系を学ぶ羽二生 賢さんでした。 コンピュータと飛行機について学びたいとKITに進学した羽二生さん。 飛行機についてはまさにゼロからのスタートでしたが、それだけに活動はとてもやりがいがあるといいます。 直前に迫った今年の大会こそ優勝を狙いたいと抱負を話します。
9月17日の放送では、彼らが製作した小型飛行機をはじめ、米国で開催されている「SAE International Aero Design Competition」出場を目指して製作している屋外飛行機の初テストフライトの様子を、インタビューとあわせてご紹介します。
第303回(9/10放送)
KITの新しい産学連携教育研究プログラム「KIT Cooperative Education」で、大きな成果をあげた学生がいます。大学院1年 北村 美穂さんです。 彼女は、大学院進学予定者が学部4年次に数ヶ月間、企業での実務に参画し、大学院での研究テーマを見出すこのプログラムに参加し、半導体や太陽電池事業などを世界展開する(株)アルバックで、次世代太陽電池の研究にあたりました。 そして研究員として配属された4ヶ月の間に、特許出願という画期的な成果をだしたのです。 大学院進学後の現在は、実験で得たデータの検証を行い、来年、米国で開催される国際学会への参加に意欲を燃やしています。
9月10日の放送は、企業での実務経験と成果が大きな自信となり、将来、研究者として進みたいという気持ちを新たにした北村美穂さんをご紹介します。
第302回(9/3放送)
阪神・淡路大震災をきっかけにうまれ、災害救助をテーマとした「レスキューロボットコンテスト」で、夢考房メカニカルサポートプロジェクトが、ベストロボット賞と消防庁長官賞のダブル受賞を果たしました。 これは、樫平 光彦さんをチームリーダーとする夢考房チームの実際の災害現場を想定したロボットやシステムが高く評価されたものです。 競技は、災害現場を想定したフィールド内から3体の人形を制限時間内に救助・搬送するというものですが、彼らは、コンテストは研究を進める上での検証の場と言い切る強いこだわりがありました。
9月3日の放送では、実際に活用できるレスキューシステムの確立をめざし、審査員たちも驚く行動で臨んだコンテストの模様を、樫平さんのインタビューとともにご紹介します。