今年の夏、基本構造すべてにアルミニウムを使った国内でも珍しい住宅が金沢に完成しました。KITが産学連携で研究を進めるプロジェクトが手がけたアルミハウスです。
この住宅は、構造体に地中熱を循環させて冷暖房に利用するというユニークなシステムを採用、さらに太陽光発電やLEDを使用した照明、屋上緑化などを備え、二酸化炭素の削減とランニングコストのゼロ化をめざしています。
大学院2年 宮下研究室の二村一平さんは、プロジェクトのリーダー的存在として研究室の仲間たちと実際の組み立てにも関わってきました。この貴重な経験をいかして、来春、施工管理会社に就職。現場を知りいろいろなデザインに携わって、将来は新しい感動を与えられるような建築家をめざしたいと夢を話します。
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