第361回(10/28放送)
1リットルのガソリンでどれだけ走れるか? 究極の燃費を競う「第30回本田宗一郎杯Hondaエコマイレッジチャレンジ全国大会」が、栃木県で開催されました 。 2年連続学生クラス優勝を果たしているKIT夢考房エコランプロジェクト。電装班を引っ張る松野 公人さんは、3連覇への思いはもちろん、チームが目標としている2500km/lをめざして大会に臨みました。 しかし初日の公式練習、天候は激しい雨。彼らが1年かけて製作・改良を重ねてきた省エネカーにとっては最悪の事態でした・・・。夜を徹しての作業で迎えた決勝走行。前日のトラブルをチーム一丸となって解消した夢考房チーム。結果は?
10月28日の放送は、参加500チームをこえる国内最大規模の大会で記録に挑んだ夢考房チームを、松野さんのインタビューとともにご紹介します。
第360回(10/21放送)
金沢市中心部の夜を光のオブジェが照らし出す「金澤月見光路」が今年も開催されました。今年で7回目を迎えたこのイベントは、金沢工業大学建築系の学生たちと地域住民が連携して、あかりで街なかに賑わいをつくり出そうというものです。 花や星、また金沢らしさなどをモチーフにしたおよそ2000個の手作りオブジェ。新作の「籠あかり」は、4年 長谷川拓哉さんが、子どもたちが蛍を集めて遊ぶ様子をイメージしてデザインしたものです。彼は、建築を学びたいと新潟県からKITに進学。コンペなどの学外活動を通じて、思いを形にしていく施工分野に関心が高まっていきました。 人に喜ばれるものづくりをしていきたいという長谷川さん。
10月21日の放送は、この秋も多くの人々を幻想的な世界へと誘った「金澤月見光路」や長谷川さんの将来の方向性を決めるきっかけとなったプロジェクトなどをインタビューとともにご紹介します。
第359回(10/14放送)
9月に行われた日本学生選手権水泳競技大会の水球部門に、7年連続出場を果たしたKITチーム。全国大会悲願の勝利をめざしたメンバーの中に、この大会が最後となる川崎 一穂さんがいました。水球を始めて10年。ジュニアオリンピックやインターハイ出場の経験をもつ川崎さんでしたが、大学では勉強も頑張りたいとKITに進学。入学後は、授業と部活動、そして小学生のクラブチームを指導するなど忙しい毎日を過ごしてきました。そして現在は、卒業研究として炭素繊維強化プラスチックの研究に取り組んでいます。来春、憧れのJR西日本が新しい舞台となる川崎さん。
10月14日の放送では、水球競技の全国大会での様子をはじめ、充実した学生生活が伺える映像をインタビューとともにご紹介します。
第358回(10/7放送)
9月、KIT建築系の学生たちと地域の人たちが共同で制作したあかりのオブジェが、奥能登の夜をやさしい光で彩りました。 これは、石川県の能登町で開催されたイベントで披露されたもので、満天の星空などをイメージしたオブジェやキャンドルアートが訪れた人々を魅了しました。 中でもひと際目をひいていたのは、北川 萌未さんが、町に咲くノトキリシマツツジをイメージしてデザインした「よさりはな」。 3メートルをこえるドーム型の構造体が美しく軽やかな雰囲気を醸し出すそのオブジェには、彼女たちの工夫と学部学科をこえた協力がありました。
来春、社会人として新しい舞台に立つ北川さん。 10月7日の放送は、大好きなものづくりで人々の喜ぶ顔がみたいという北川さんを、幻想的な光景とともにご紹介します。