第428回
(2/23放送)
大学院電気電子工学専攻博士前期課程 2年 碓氷 拓郎さん
2月中旬、大学院での研究成果を発表する修士公聴会が開かれました。電気電子工学専攻 碓氷拓郎さんの研究は、高電圧電力機器の故障原因になりうる放電現象に注目し、環境を考慮したアプローチで機器の信頼性向上などをめざそうというものです。長野県からKITに進学した碓氷さん。研究室の先輩や仲間との出会いや自身の好奇心が、学ぶ意欲を一層駆り立てました。春からの新しい舞台は、日立製作所です。 |
2月中旬、大学院での研究成果を発表する修士公聴会が開かれました。電気電子工学専攻 碓氷拓郎さんの研究は、高電圧電力機器の故障原因になりうる放電現象に注目し、環境を考慮したアプローチで機器の信頼性向上などをめざそうというものです。長野県からKITに進学した碓氷さん。研究室の先輩や仲間との出会いや自身の好奇心が、学ぶ意欲を一層駆り立てました。春からの新しい舞台は、日立製作所です。 |
この春、本田技研工業に就職する4年中川祐貴さん。とにかくものづくりが好きで、高校時代からエコランやソーラーカー製作に取り組んできました。 活動の中で炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の魅力を知り、またKITの夢考房プロジェクトにも惹かれて三重県から進学。入学後参加したソーラーカープロジェクトでは、新車両の開発計画から携わり、昨年夏、メンバー一丸となって完成させた新車両が鈴鹿のコースを走りました。 一方、学びの集大成は、CFRPの特長を活かす次世代飛行機の胴体の基礎研究と、やりたいことを存分に学んだ4年間でした。 |
エンジンについていろいろ学びたいと、KITに進学した石田和輝さん。入学後は、すぐに夢考房フォーミュラカープロジェクトに参加しエンジン班に所属、一からものづくりに取り組みました。志を同じくした仲間との日々は、石田さんにとって学生生活そのものとなり、失敗も喜びも彼自身を大きく成長させたに違いありません。そして学びの集大成は、高効率で環境にやさしいジェットエンジンの燃焼方式について探っています。 |
昨年茨城県つくば市で開催された「つくばチャレンジ」。これは、ロボット自身が考えて、遊歩道や建物内などの実環境を、安全・確実に走行することを目指した実験競技会です。企業や大学の研究室チームが多い中、3年生を中心としたメンバーで臨んだ夢考房自律走行車プロジェクト。 ソフト班リーダー、一条祐輔さんも前回を上回る結果を残したいと、プログラミングの改良などに取り組んできました。 GPSやセンサなど最先端技術を搭載し、完走めざして順調なスタートをきったKITチーム・・・。 |