第501回
(7/25放送)
情報工学科4年 林 謙吾さん
ITを活用した地域活性化をめざす活動に取り組んでいる「CirKitプロジェクト」が、今春、株式会社CirKitとして新たなスタートを切りました。KITには、100の課外教育プログラムがあり、学生による起業はCirKitが初めてです。リーダーの林 謙吾さんは、入学直後からプロジェクトに参加していましたが、より責任が伴う活動をしていくべきだと、昨年から起業化に向けた準備を進めてきました。 |
ITを活用した地域活性化をめざす活動に取り組んでいる「CirKitプロジェクト」が、今春、株式会社CirKitとして新たなスタートを切りました。KITには、100の課外教育プログラムがあり、学生による起業はCirKitが初めてです。リーダーの林 謙吾さんは、入学直後からプロジェクトに参加していましたが、より責任が伴う活動をしていくべきだと、昨年から起業化に向けた準備を進めてきました。 |
「NHK大学ロボコン2013」今年、最高の喜びを味わったのは、KIT夢考房ロボットプロジェクトチームでした。昨年、決勝で涙を呑んだ東京大学を37秒という驚異的なタイムで破っての3年ぶり3度目の優勝です。昨年の大会は応援席から見守っていた内山さん。今年はリーダーを任されチームを引っ張ってきました。大会では試合ごとに不安材料が見え隠れしたものの、メンバー全員で作り上げたロボットへの信頼は大きなものがありました。8月に迫った世界大会に向け、さらにタイムを短縮したKITチーム。 |
大学院2年 荻野浩二さんは、学部4年次のプロジェクトデザインⅢ(卒業研究)として、同じ小林・鈴木研究室の仲間と食事支援ロボットを開発。昨年韓国で開催されたプロジェクト型卒業研究の国際コンペで3位に入賞しました。この食事支援ロボットは、音声入力や口の開閉による操作によって、介助者の支援がなくても自分のペースで食事や飲み物を摂ることができるというものです。食物支援を担当した荻野さん、開発には特別な思い入れもありました。大学院進学後もオーストラリアで行われたIEEEの国際学会で研究成果を発表するなど利便性の向上をめざして研究を続けています。 |
6月、石川県森林公園内に、KITで建築を学ぶ学生たちが制作した自然観察のためのオブジェが完成しました。これは、アートを通して自然を守る「MISIAの森」プロジェクトの一環として行われたもので、バオバブの木をイメージしたという高さ4mのオブジェは、子供たちが自然の中で生き物を観察したり、遊んだりできるようになっています。設計から制作までを担当したのは、竹内研究室に所属する学生達10名。メンバーの小出康人さんにとっては、実施設計や制作はまさに初めての経験でした。何度も練り直したデザイン、スケジュール管理の難しさなど大変なことも多かったようですが、みんなの力で1つの作品が形になっていくことがとても嬉しかったといいます。 |