第553回
(7/31放送)
ロボティクス学科4年 内山孝太さん
今年の「NHK大学ロボコン」に、2年生主体のチームで臨んだKIT夢考房チーム。苦しみながらもベスト4に進んだ彼らを支え見守ってきた一人に、4年 内山孝太さんがいました。内山さんは、昨年の大会リーダー。世界一の栄冠を手にしたメンバーでした。2連覇への期待の一方で、技術の伝承と進化、常に優勝をねらえるチームに育ってほしい、これが後輩への思いでもありました。 |
今年の「NHK大学ロボコン」に、2年生主体のチームで臨んだKIT夢考房チーム。苦しみながらもベスト4に進んだ彼らを支え見守ってきた一人に、4年 内山孝太さんがいました。内山さんは、昨年の大会リーダー。世界一の栄冠を手にしたメンバーでした。2連覇への期待の一方で、技術の伝承と進化、常に優勝をねらえるチームに育ってほしい、これが後輩への思いでもありました。 |
「NHK大学ロボコン」。昨年の大会で3度目の優勝。日本代表として出場した世界大会でも見事世界1位を掴んだKIT夢考房ロボットプロジェクト。今年、大きなプレッシャーの中で舞台に立ったのは、2年生主体の若いチームでした。大会リーダーの坂下文彦さん。大会を目前にしても思うようなロボットの動きが出来ず、不安で一杯だったと振り返ります。それでも当日は決勝トーナメントに進み、ベスト4と大健闘の夢考房チーム。 |
機械工学科加藤研究室で、さまざまな情報機器の小型化につながる微細な加工技術の研究に取り組んでいる佐々木魁飛さん。彼は、新しい自分づくりをめざして北海道からKITに進学。そこで出会ったのが、学生自身の手で省エネカーを作る夢考房エコランプロジェクトでした。1年次の終わりには新型車両を提案し、開発に着手。仲間と試行錯誤を繰り返しながらようやく完成した電気自動車は、今年5月の競技会でチーム新記録を達成しました。 |
大学で自分自身を成長させたいとKITに進学を決めた岩田貴拓さん。貴重な経験となっているのが、キャンパスを訪れた高校生や家族に大学の魅力を伝える学生スタッフとしての仕事です。人との接し方やコミュニケーション能力が身につき、大学をあらためて見つめる良い機会になったと話します。学びの集大成として諏訪部研究室で取り組んでいるのは、半導体素子の材料となる難削材の加工メカニズムの解明。高度情報化社会の根底を支える研究と向き合う毎日です。 |
太陽光発電衛星から地上への送電や電気自動車のワイヤレス給電などを可能にする無線電力伝送。多くの研究者が開発にしのぎを削るこの分野で、大学院1年の伊藤元希さんが快挙。5月に開かれた無線電力伝送に関する代表的な国際学会で、学生論文最高賞を受賞しました。もともと携帯無線通信に興味を持ちKITに進学。TOEICへの挑戦をきっかけに学ぶ楽しさを知り、所属する伊東研究室で、急速に注目を集めるテーマに取り組んできました。 |