第570回
(11/27放送)
電気電子工学科4年 喜多勝啓さん
鉄より軽くて強い炭素繊維強化プラスチック(CFRP)。航空機などさまざまな用途に使用され始めている期待の材料ですが、この複合材料の生産コスト削減につながるテーマに電気電子工学的なアプローチで取り組んでいる学生がいます。4年の喜多勝啓さんです。彼が所属する大澤研究室では、従来より環境に優しく成型加工も容易な熱可塑性樹脂に注目。喜多さんは、問題点とされる炭素繊維との接着力向上にむけ、日々実験と解析を繰り返しています。 |
鉄より軽くて強い炭素繊維強化プラスチック(CFRP)。航空機などさまざまな用途に使用され始めている期待の材料ですが、この複合材料の生産コスト削減につながるテーマに電気電子工学的なアプローチで取り組んでいる学生がいます。4年の喜多勝啓さんです。彼が所属する大澤研究室では、従来より環境に優しく成型加工も容易な熱可塑性樹脂に注目。喜多さんは、問題点とされる炭素繊維との接着力向上にむけ、日々実験と解析を繰り返しています。 |
金沢の秋を光のオブジェで彩る「金澤月見光路」。金沢工業大学で建築を学ぶ学生たちがつくりあげた150個のオブジェが、今年も多くの人々を魅了しました。その中の「綾あかり」は、幾重にも重なる灯りの器をイメージしたもので、建築学科西村研究室の白井奈菜さんたちが制作しました。立方八面体の幾何学的なデザインから放たれる柔らかな灯り、その構造には宇宙開発分野などに活用が期待されている力学的手法が隠されていたのです。 |
10月、JR金沢駅東口にある鼓門が、学生が制作したプロジェクションマッピングによって美しく彩られました。金沢工業大学メディア情報学科の学生たちが金沢市から委託され実施したもので、映像とインタラクティヴコンテンツを用いた3構成で金沢の玄関口を演出しました。このうち鑑賞型を担当した平 聖さんたちは、金沢の春夏秋冬をイメージした映像を制作。訪れた多くの人たちを魅了していました。 |
航空工学を学ぶ学生たちが遠隔操縦可能な航空機を設計、製作し飛行を競う日本航空宇宙学会主催「全日本学生室内飛行ロボコン」で、KIT夢考房小型無人飛行機プロジェクトチームは、自動操縦部門で2位、一般部門で3位となりました。昨年の自動操縦部門では、制御の成果を披露することなく大会を終えたKITチーム。今年こそはと、パイロットの國塩泰希さんをはじめメンバー一丸となって、軽量化と強度のバランスを熟慮した機体設計と制御向上に取り組んできました。 |