第574回
(12/25放送)
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 高杉 沙枝さん
将来、人の役に立つものづくりに関わりたいと、KIT機械工学科に進学した高杉沙枝さん。学びの中で、工学から医療分野にアプローチする医工連携の研究に関心が高まっていきました。現在、集大成として大学院で取り組んでいるのは、内視鏡を併用した胃壁縫合装置の開発です。医師の技術と時間を要する胃の縫合、彼女の研究が進めば、医師や患者の負担軽減につながる大きな成果が見込まれます。来春、産業用や医療用機器などで高い技術力を誇る日機装で社会人としてスタートを切る高杉さん。 |