第681回
(2/2放送)
大学院 機械工学専攻博士前期課程2年 小林卓也さん
厳しい環境に身を置いて自分自身を成長させたいと、山形県からKITに進学を決めた小林卓也さん。新谷研究室に所属後は、金沢医科大学と連携して骨の再生をめざす研究に取り組んできました。骨が欠損し補強が必要な場所に土台となる金属の足場材を埋め込んで、骨細胞が出現するきっかけをつくるというものです。小林さんは大学院1年のときに骨再生のスピード化に成功、院2年では、遺伝子レベルでそのメカニズム解明にあたっています。 |
厳しい環境に身を置いて自分自身を成長させたいと、山形県からKITに進学を決めた小林卓也さん。新谷研究室に所属後は、金沢医科大学と連携して骨の再生をめざす研究に取り組んできました。骨が欠損し補強が必要な場所に土台となる金属の足場材を埋め込んで、骨細胞が出現するきっかけをつくるというものです。小林さんは大学院1年のときに骨再生のスピード化に成功、院2年では、遺伝子レベルでそのメカニズム解明にあたっています。 |
チューブで胃に栄養剤を注入する「胃ろう」。この栄養剤注入を補助する支援装置を提案し、昨年の米国電気電子学会でポスター賞を受賞した伊藤栄大さん。 伊藤さんは、三重県からKITロボティクス学科に進学。生活や福祉医療の支援技術開発に取り組む鈴木研究室に所属後は企業との共同研究にも積極的で、福祉機器にも応用可能な制御理論の研究に打ち込んできました。 NHKロボコンでの同級生の活躍が、自身の学ぶ気持ちに灯をつけたと振り返る伊藤さん。 |
昨年秋、金沢工業大学オリジナルの問題発見・解決型教育科目「プロジェクトデザインⅠ」の英語コースが、1年次生を対象に初めて行われました。授業や教材、ディスカッションから発表まで全て英語で行う試みです。 参加者の一人、堀岡美維さん。高校のときに留学経験もあり英語を使うことには抵抗がないと言いますが、興味をもつ建築からもっと日本について学びたいと、東京から進学を決めました。 入学後から夢考房や地域連携プロジェクト、学生スタッフと、フル活動。いろいろなことを吸収している毎日です。 |
昨秋、国内外の学生を対象に行われた国際的なクリエイティブアワードのデジタルコンテンツ部門で、金沢工業大学のメディア情報と建築デザインを学ぶ学生たちの共同作品が高い評価を受けました。 金沢の夜の街の回遊性向上を目的に制作した作品で、ディスプレイ装置のデザインを担当したのが、大学院2年の浦口昂久さんでした。 三重県からKITに進学し、金沢の夜を幻想的に演出する「金澤月見光路」など課外活動にも積極的に取り組んできた浦口さん。今春からは、オフィスや店舗デザインを展開する企業でデザイナーとして第一歩を踏み出します。 |
2016年12月、岡山県で、ジェット模型飛行機のフライト実験が行われました。これは、金沢工業大学大学院で機械工学を専攻する学生たちが、授業の中で設計・開発したものです。 大学院1年 佐々木航星さんも開発メンバーの一人として参加し、飛行を見守りました。 彼らが製作した飛行機は、主翼の前方に尾翼を持つ先尾翼型。通常とは異なる形態にあえて取り組んだことは、メンバーたちのチャレンジ精神を一層駆り立てたにちがいありません。今回の実験データをもとに、次は制御プログラムの構築をめざします。 |