第891回
(7/29放送)
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 鈴木健一さん
群馬県からKIT機械工学科に進学した鈴木健一さん。 学生生活の集大成となる卒業研究では、苦手な分野に敢えて取り組むことで自身の成長につなげたいと、切削加工を専門にする加藤秀治研究室を選びました。 取り組んだのは難削材とされる鉛フリー真鍮の加工技術に関する研究です。 真鍮は機械器具・日用品・工芸品などに広く使われていますが、削りやすくするために鉛を添加していることが課題となっていました。 毒性のある鉛を含まない真鍮にいかに効率良く穴をあけることができるのか、9月の学会発表に向けて忙しい日々を送る鈴木さん。 |