第989回
(6/29放送)
大学院電気電子工学専攻博士前期課程1年 吉田喜貴さん
現在、KIT金沢工業大学大学院1年の吉田喜貴さん。学部4年次から電気電子工学科平間研究室で取り組んでいる研究の対象は、本わさびです。 栽培期間が長く、難しいとされるわさびを、学内にある工場で試験栽培を行いながら効率的な栽培方法を探っています。 昨年は、植物の健康状態を表すクロロフィルの計測装置の小型化、多機能化に成功し、日本生物環境工学会から高い評価を得ました。 |
現在、KIT金沢工業大学大学院1年の吉田喜貴さん。学部4年次から電気電子工学科平間研究室で取り組んでいる研究の対象は、本わさびです。 栽培期間が長く、難しいとされるわさびを、学内にある工場で試験栽培を行いながら効率的な栽培方法を探っています。 昨年は、植物の健康状態を表すクロロフィルの計測装置の小型化、多機能化に成功し、日本生物環境工学会から高い評価を得ました。 |
5月末、金沢駅もてなしドーム地下広場で開かれた「コーヒーフェスティバル」に、KIT金沢工業大学の学生たちが家具製作で一役買いました。 建築学科宮下研究室の学生7名が製作したのは、会場の柱の周りに設置した木製のカウンターと紙製コップの回収箱です。金具を使わない組み立て式のため、イベント終了後は別の用途でも使用が可能です。リーダーを務めた大学院2年の平井聡吾さん。カウンターで楽しむ来場者の様子を目の当たりにして、建築への思いをさらに強くしたようです。 |
人工関節の材料として使われているコバルトクロム合金より耐摩耗性の向上が見込める高炭素含有型コバルトクロム合金について研究している学生がいます。KIT金沢工業大学大学院1年の上田菜緒さんです。 上田さんは、優れた特長がありながらも難削材である高炭素含有型コバルトクロム合金の加工特性について検討し、高速・高能率での切削加工技術の確立をめざしています。ものづくりを通して人の役に立ちたいと機械工学科に進学した上田さん。変形性膝関節症に苦しむ患者の治療方法につながる現在の研究にはやりがいを感じているに違いありません。 |
新潟県出身の阿部雅美さん。 高校生の時に、KIT金沢工業大学の学生たちが制作した金沢駅鼓門のプロジェクションマッピングを知り、学生たちが主体的に活動する様子にとても惹かれたと言います。KIT応用化学科に進学後は、学科プロジェクトであるChemTubeに参加。 実験用教材動画の制作に取り組みました。現在は、岡田研究室でラジオフォトルミネッセンスと呼ばれる蛍光現象に関する研究に励んでいます。 |