第1049回

(8/29放送)

建築学科4年 松田協実さん

地球温暖化やヒートアイランド現象により気温が上昇し、日本の暑熱環境はより厳しくなっています。7月に熱中症で病院搬送された人は全国で4万3千人を超え、まだまだ身体にこたえる厳しい残暑が続いています。そんな中KIT金沢工業大学4年の松田協実さんが取り組む研究は、まちなかでのクールスポットを創出し、人々のより快適で安全な生活環境の提案をめざすというもの。
その社会実装の一歩として大学内や近辺にミストファンやグリーンカーテンなどを設置し、実測や意識調査、改善策を検討していきます。

研究を進め、将来は金沢市などに提案、実用化につながればと話す松田さんを8月29日の放送でご紹介します。


第1048回

(8/22放送)

大学院バイオ・化学専攻博士前期課程2年 竹林 文夫さん

KIT金沢工業大学大学院2年の竹林文夫さん。これまで国内外の学会で多くの発表を行い、優秀ポスター賞など5回もの賞を受けている学生です。
取り組んでいる研究は、放射線の検出に使用する新しい蛍光体材料の開発。
放射線照射によって蛍光特性が材料中にみられるラジオフォトルミネッセンス(RPL)現象をもつ物質を追い求めています。材料が光る様子に魅かれたのが、この研究テーマに没頭するきっかけとなった竹林さん。新規材料の開発という地道な作業の積み重ねで思い通りにならないことも多い中、ほぼ2ヶ月に1回の学会発表は、研究を進める上で良いモチベーションになったと言います。

8月22日の放送では、将来も人の役に立つ材料の開発で社会に貢献できたらと話す竹林さんをご紹介します。


第1047回

(8/15放送)

メディア情報学科4年 宮澤 愛さん

能登半島地震で被災したのとじま水族館を応援しようと、KIT金沢工業大学メディア情報学科出原研究室の学生たちがバーチャル水族館を開催しました。これは、能登の海洋生物をMR(複合現実)やAR(拡張現実)技術を使って立体的に再現し、さかなたちと実際に触れ合っているかのような体験ができるというものです。制作メンバーの宮沢愛さん。CGやアニメーションなど幅広く学べるメディア情報学科に魅かれて、長野県から進学しました。今回、参加していた子供たちの楽しそうな声が聞けてとても嬉しかったと話します。

秋には水族館に加え、動物園の飼育体験の制作も予定しているといいます。

8月15日の放送では、学生たちが自分たちの学びで、能登を応援。バーチャル水族館の様子を宮澤さんのインタビューとともにご紹介します。


第1046回

(8/12放送)

大学院機械工学専攻博士前期課程2年 棟長光太朗さん

子どもの頃から興味を持っていた宇宙について学べたらと、KIT金沢工業大学航空システム工学科に進学を決めた棟長光太朗さん。
念願の森合研究室で学生生活の集大成として取り組んでいる研究は、ロケットエンジンのノズルの高性能化について。
棟長さんが注目しているのは、高度に関係なく高性能を発揮できるエアロスパイクノズルです。研究の成果は国内外の学会で積極的に発表している棟長さん。

8月12日の放送では、次世代のロケット工学として注目されている研究に取り組む様子をインタビューと映像でご紹介します。


 
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