石川テレビ

 

第522回石川テレビ放送番組審議会 令和5年3月14日(火)

   ※会議室での出席とMicrosoft Teamsを利用したWebでの出席を併用して開催

【出席委員】

委 員 長 岡 能久  
副委員長 前田 昌彦
委   員 谷内江 潤子 岩木 弘勝
北 篤司 松田 若子
宮下 智裕 谷口 陽子
北尾 美帆

以上9名(うち1名リポート提出)

1、審議番組(合評)

「ふるさと人と人 思いやりとにぎわいを 北國とおり町」
  令和5年3月4日(土)午後6時00分〜午後6時15分 放送

主人公の中出さんが大変パワフルでリーダーシップのある方でこういう人が町を引っ張っていくことが良く分かった。インフルエンサーを使った町おこしのやり方は今時の手法だが少し長く感じた。もっと町の人に焦点を当てても良かったのでは。中出さんも前職は違ったので家業をつぐときの葛藤があれば知りたかった。
非常に丁寧に作られ好感が持てた。10年ぶりに郷里に戻った方が精力的で魅力的に映った。お旅まつりを通して町づくりをする様子が語られていていいなと思った。内向き(地元向け)のイベントが結局外からの人からも魅力に感じるという中出さんの言葉はメッセージ性があり良かった。インフルエンサーのシーンが少し長く感じた。上手くいかないときの葛藤とかがあればもっと良かった。「思いやりとにぎわいを」というタイトルが少ししっくりこなかった。
実家の近くの町で町づくりの新たな一面に触れ関心を持てるきっかけになった。街並みが美しく撮影されていたが、普段の印象よりかなり良くギャップを感じるのでは。番組の構成は分かり易く中出さんが町の人と絆を深めながら街に活気を取り戻そうという取組が分かり易かった。「思いやりとにぎわいを」のタイトルですが私は合っていると思った。中出さんの仲間を作りながらリーダーシップを発揮していく姿は今の時代に求められていると思った。
私はこの番組を好きで良く見ている。主人公の中出さんは周囲をグイグイ引っ張る頼もしい方で地域には必要な人だ。特に凄いのは自分が一番頑張っているのに周りを立てながらやっている所が正にリーダーに最も大切な要素だと感じた。
インフルエンサーなど地域の活性化のため色々工夫をしていることが良く分った。内向きのイベント、つまり住んでいる人が楽しむことができれば地域が楽しくなるという豊かな発想を感じた。失敗談や挫折があったのなら出せれば良かったと思った。
15分の中で町おこしという興味深いテーマだった。内容は分かり易くリーダーの行動力が町の活性化に繋がっていることが納得できた。電線の地中化が進んでいて街並みがきれいだった。中出さんが中心となり町の人たちと強い絆を作ることが活性化に繋がっている。中出さんの話以外に他の人のインタビューがもっとあれば町が一丸となっていることが分かったのではないか。
素敵な町が小松にあることを知らなかったので新鮮に見ることができた。
15分の番組だったせいか、街並みがきれい、皆が頑張っているとか普通の番組に感じた。そう感じた要因は音の処理。冒頭で人の声、ビートの効いたBGM、ナレーションが同程度のレベルで聞こえ、耳が何をキャッチしていいのか分からない。BGMで内容を削ぐこともある。情報が多すぎて何を描きたいのか分かりづらかった。
中出さんがユーチューブを使ったり、インフルエンサーを呼ぶ、陶芸教室などいくつものイベントをやっていた。観光や事業とかは行政の支援が不可欠だと思うが、行政の支援がどうなっているのか知りたかった。取組はよく理解でき頑張っているなぁと思ったが、まだまだ応援が必要だと感じた。古い街並みは全国にいくつもあるが、中出さんにどんな街並みにしたいのかビジョンを語ってもらうともっと良かった。
小松市龍助町は以前から知っていたが、北國とおり町の名称は初めて知った。
中出さんが東京で実家の焼き豚の上手さを実感し、地元に戻る決意をしたエピソードは特に心に残った。自身の経験を町の活性化に生かそうと行動する思いが自分の言葉で語られ好感が持てた。町の話題なので地理的な情報も入れて欲しかった。全体を通して温かな視線で描かれ小松の街並みに新しい風が感じられた。


2、訂正・取り消し放送について

事務局より令和5年2月1日〜2月28日までの自社制作番組放送の中で、上記に該当した番組はなかった旨、報告した。


3、番組に関する問い合わせ、苦情など
令和5年2月1日〜2月28日
までに編成部に寄せられた意見

 ▽令和5年2月お問い合わせ
電話 32件
メール 25件
はがき・その他 0通

「マンスリーNote」放送 令和5年3月26日(日) 午前11時45分〜11時50分(字幕放送)
            再放送 令和5年3月27日(月) 深夜2時11分〜2時15分(字幕放送)

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