石川テレビ

 

第534回石川テレビ放送番組審議会 令和6年5月14日(火)

   

【出席委員】

委 員 長 岡 能久  
副委員長 平田 浩二
委   員 谷内江 潤子 岩木 弘勝
北 篤司 松田 若子
宮下 智裕 谷口 陽子
北尾 美帆

以上9名

1、審議番組(合評)

「FNN 石川さんLiveNewsイット」

一つ一つのニュースが落ち着いた流れで見応えがあった。ほとんどの話題が能登にスポットが当たっていた。能登人を訪ねてのコーナーは見応えがあったし、稲垣アナの表情が「言葉より語る」と思い見ていた。
前半の全国ニュースはテクニックに走り落ち着かない印象を持った。ローカルに移って能登関連のニュースが多く、能登人を訪ねてのコーナーは感動した。被災に負けず能登の栗をどう繋いでいくのかという思いが稲垣アナとの掛け合いで上手く出ていた。
ニュースのポイントが映像で入り情報量も適度だった。震災が話題に上る機会が少なくなりニュースが目を向ける良いきっかけになった。能登人を訪ねては能登の土地の魅力を改めて気づく機会になった。この場所が好きと言いながら笑顔になっていく表情で終ったのは良かった。
一つ一つの情報が丁寧に取材されていた。映像とナレーションがマッチしていた。ボランティア増員計画の話題でアニメーションによる説明は効果的ではなかった。能登人を訪ねては現地で聞くことの大切さを感じると共に内容も素晴らしかった。
全国ニュースで前日の四国の大地震の話題があった。津波の臨時情報による事前避難の話題を興味深く見た。ローカルニュースのほとんどが能登半島地震の関連で改めて復興に何年かかるのか考えさせられた。能登人を訪ねては非常に良かった。ハグをして再会を喜ぶシーンは過去に取材した経緯の説明があった方が良かった。
全国ニュースで南海トラフ地震に関する話題があった。映像はリアルで迫真性があり良かった。秋篠宮さまが来られた話題は能登半島地震に関心を持つことに繋がり良かった。屋台村の復活や能登丼食堂の話題を放送することは他の人たちに勇気を与える。
稲垣アナと向山アナのペアは落ち着いて見ることができ、能登人を訪ねては信頼関係があったことで心を開いて話していて感銘を受けた。奥能登、中能登でも地域によって受け止め方が違うがその差を埋めようとしている局の心意気を感じた。事実を伝えることと同時に問題提起することも大事だ。
全国ニュースで南海トラフ地震に関する事前避難の話題は北陸にとっても重要だ。能登人を訪ねては栗農園の松尾さんの言葉が一つ一つ珠玉だった。そういう言葉を引き出せるのは信頼関係があればこそだと思った。


2、訂正・取り消し放送について

事務局より令和6年4月1日〜4月30日までの自社制作番組放送の中で、上記に該当した番組はなかった旨、報告した。



3、番組に関する問い合わせ、苦情など
令和6年4月1日〜4月30日
までに編成部に寄せられた意見

 ▽令和6年4月のお問い合わせ
電話 21件
メール 49件
はがき・その他 0通

「マンスリーNote」放送 令和6年5月26日(日) 午前11時45分〜11時50分(字幕放送)
           再放送 令和6年5月27日(月) 深夜2時11分〜2時15分(字幕放送)

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