「式の直前、突然の地震で…」能登半島地震と豪雨の被害を受けた輪島市では1年遅れとなる「二十歳の集い」

01/11(土) 19:04

能登半島地震と豪雨の被害を受けた輪島市では1年遅れとなる「二十歳の集い」が　　　　　　　　　開かれました。

輪島市河井町（かわいまち）の輪島中学校で開かれた「二十歳の集い」には昨年度、20歳を迎えた125人が出席しました。輪島市では去年の元日に発生した地震の影響で1月に予定していた式典が中止となり、11日に1年遅れの開催となりました。

式典のあいさつ：
「昨年、式の直前に突如として起こった能登半島地震。当たり前の日常はかけがえの無いことだということを思い知らされました。この町に住む一人一人が周りを思いやる気持ちを持っていたからです。今も助け合いながらあきらめずに生きていられると思います」

参加者たちは色鮮やかな振り袖や髪飾りを身にまとい、改めて人生の門出を家族や友人たちと祝っていました。

参加者：
「みんなきれいになって元気そうで良かった」
「無事にこうやって集まることができて嬉しい。今年は平穏な1年になればいいかな」

輪島市では明日、今年度、20歳を迎えた新成人の式典も開催されます。