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検察側「6年間常習的に無免許運転」元教師の女に懲役10カ月を求刑 免許取消後も運転続け事故起こし免職

無免許運転の罪で起訴された県立いしかわ特別支援学校の元教師の女に対する初公判が開かれ、女は起訴内容を認めました。

道路交通法の無免許運転の罪に問われているのは、県立いしかわ特別支援学校の元教師で、内灘町大根布の永山沙緒利被告です。

起訴状などによりますと永山被告は、無免許で東大阪市や金沢市で運転した罪に問われています。

22日、金沢地裁で開かれた初公判で、永山被告は「事実です」と述べ起訴内容を全て認めました。

冒頭陳述で検察は、永山被告が2018年に速度超過で免許取り消しになったにもかかわらず運転を続け、去年9月に東大阪市で違反切符を切られ、無免許が発覚。しかしその時点で学校側に伝えず、さらに運転を続け去年10月に金沢市内で事故を起こした事で全てが発覚し、懲戒免職処分となったことを明かしました。

その上で、「6年間にわたり常習的に無免許運転を繰り返していたことは悪質」として懲役10カ月を求刑しました。

これに対し弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。

判決は来月8日に言い渡されます。

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