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公式Xの発表に石川県民騒然…「芝寿しが販売終了」会社が無くなるのかと勘違い続出 看板商品は“笹寿し”

誕生日や地域の行事などちょっと特別な日に食べるものとして県民に親しまれてきた「芝寿し」この芝寿しを巡ってSNSである騒動が起きていました。

『誠に勝手ながら、「芝寿し」は5月2日を持ちまして販売を終了いたします』

4月22日、芝寿しの公式Xに投稿されたのは芝寿しが販売終了するとの情報。
「え!マジで?なんで?残念すぎる」
「正直寂しいです。買い支えられなくてごめんなさい」
SNS上では販売終了を惜しむ声が続々と上がりました。

稲垣真一アナウンサー:
「石川のソウルフード中のソウルフード、芝寿し。私の体の中も5%くらいは芝寿しで出来ているんじゃないかと思っているんですが、これが販売終了というのはどういうことなんでしょうか、行ってみようと思います!」

向かったのは本社の隣にある芝寿しのさと店。

稲垣真一アナウンサー:
「この投稿見て来たんですけど…あの芝寿し、会社なくなっちゃうんですか!?」
芝寿し販促担当 宮本幸絵さん:
「全然違います!そうではなくて芝寿しというお寿司の詰めあわせが今回廃番ということで、お知らせさせていただきました。」
稲垣真一アナウンサー:
「ちょっと待ってくださいよ。今大変なこと言いました。これ芝寿しじゃないですか」
宮本幸絵さん:
「こちらは笹でくるんだ笹寿しになります。」
稲垣真一アナウンサー:
「ああ!笹寿しですね!」
宮本幸絵さん:
「こちらが芝寿しです」

こちらが「芝寿し」
看板商品の「笹寿司」ではなくこの「芝寿し」が販売を終えるということだったんです。中にはタイ、カニ、アジ3種類の押し寿司が。

稲垣真一アナウンサー:
「おいしい!カニの風味もそうなんですけど、なんといっても酢飯のふんわりした香りですよね」

実はこの「芝寿し」、約70年前店を創業したときに初めて作った商品なんだそうです。当時の価格は100円。長く店の看板商品でしたが時代の流れとともに販売を終えることになりました。

芝寿し販促担当 宮本幸絵さん:
「私どもも大切にしていきたい商品ではあるんですが、時代の流れというものから行くと人気の商品でもある笹寿司、地元の方からお弁当だったりお料理のついたもののニーズが高くなってきているので」
稲垣真一アナウンサー:
「1つの節目ということになりますね」

創業当時の味、「芝寿し」は5月2日まで一部店舗で購入できるということです。

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