北陸新幹線ルート 与党が“再検討”…JR西日本社長はヒアリングに「小浜ルートが望ましい」と答える意向

12/18(木) 17:22

JR西日本の倉坂昇治社長は北陸新幹線のルート再検討が決まった事について、これまで通り、小浜ルートを推す考えを示しました。

会見で倉坂社長は、北陸新幹線の敦賀から大阪までのルート問題について次のように述べました。

JR西日本　倉坂昇治社長:
「私どもとしては、お客様の利便性を考えれば、小浜京都ルートがより望ましいのではないかというふうに考えております。」

北陸新幹線をめぐっては、2016年に小浜ルートに決定しましたが着工に至らず、連立政権に加わった日本維新の会が8つのルート案を示し、今月15日の与党整備委員会で、年明けからJRなどにヒアリングを始めることが決定しています。

これについて倉坂社長は利用客の利便性やこれまでの利用状況を踏まえて「小浜ルートが望ましい」と答える意向を示したうえで実現可能なルートの絞り込みを早く進めて欲しいと注文をつけていました。