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浄水場に油が混入し水の供給が一時停止した問題 県と市町に内容や時間で“食い違い” 馳知事が釈明
今月10日に石川県白山市の鶴来浄水場に油が混入し水の供給が一時停止した問題。県と自治体で連絡を受けた内容や時間に食い違いが発生していることがわかり、馳知事が釈明しました。
馳知事(今月11日の知事会見):
「14時30分には市町に対して手取川の油流出の状況を報告するとともに県水の供給停止の可能性について連絡いたしました。」
鶴来浄水場の取水口での油混入を受け今月11日の会見でこう話した馳知事。
しかし水の供給を受ける13の市と町のうち10の自治体では午後2時半に連絡はなく午後4時半から午後5時半だったことが各自治体への取材で明らかになりました。
また一部の自治体では断水の可能性ではなく「供給を減らしてもいいか」という連絡を受けたといい県の発表と食い違いが発生しています。
情報提供の遅れについてある自治体は…。
自治体の担当者:
「県から連絡があれば住民に早めに情報を周知し対応ができた。はっきりしない情報だけでもし断水が発生していれば対応が追い付かなかったと思う。」
県の対応の遅れに不満の声が上がりました。これについて13日、馳知事は市や町によって情報共有の時間に差があったとしたうえで次のように述べました。
馳知事:
「情報を共有してどうすべきだということを市町のトップ、首長とも知事が協議をするそういうマニュアルがあってしかるべきだと思っています。」
緊急時の情報共有について今あるマニュアルの見直しに取り組むとしました。
こうした中、県は13日これまで油の臭いが確認できた3つの地点で改めて水を採取。
板尾前橋で油の臭いが確認されたほか広瀬大橋でも弱い臭いを確認したと発表しました。
ただ現時点で原因特定には至っておらず県では詳細な成分の分析結果を待つと共に臭いが確認された地域を中心に聞き取り調査を続けるという事です。