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校歌を作った大黒摩季さんも涙…輪島市の6校が統合して誕生した『輪島小学校』開校式 仮設校舎でスタート
学校再編という大きな転換点を迎えた輪島市。きょう行われた開校式で、ある一曲の歌が披露されました。作詞・作曲は、歌手の大黒摩季さん。震災で傷ついた子どもたちの心を包み込む、新しい校歌「輪島の朝」です。
避難に伴う転出などで、震災前から400人近く児童・生徒が減少した輪島市。きょう、6つの小学校が統合して誕生した「輪島小学校」が、仮設校舎での一歩を踏み出しました。式では児童を代表して6年生の林昂平さんが新たな学校生活への期待とこれまでの感謝を伝えました。
林昂平さん:
能登半島地震と豪雨という困難な時期を乗り越えて再びここに集まることができました。これから私たちの輪島小学校は学びの場として楽しい思い出をたくさん作り自分たちの夢のためにともに成長していける素敵な学校にしていきたいと思います
開校式には、特別なゲストの姿がありました。この学校の校歌を手掛けた、歌手の大黒摩季さんです。
大黒摩季さん:
おめでとうございます
これまで何度も被災地に足を運び、炊き出しや支援を続けてきた大黒さん。新しく誕生した「輪島小学校」のために、輪島の美しい風景と復興への祈りを込めた校歌、「輪島の朝」を書き下ろしました。
歌詞には、寄り添い、支え合う子どもたちの姿が、千枚田になぞらえて綴られています。数々の苦難を経験した子どもたち、新たな希望を胸に力強い歌声を響かせました。
児童:
輪島の子たちがみんなで支え合っているのを千枚田と例えたのがすごくいいと思いました
児童代表・林昂平さん:
この歌で他の人を元気づけてあげたいなって気持ちで歌いました
開校式の余韻が残るなか、午後からは「輪島小学校」として初めての入学式が行われました。大きな拍手に迎えられ、少し緊張した面持ちで入場したのは、48人の新入生です。
式では、校長先生から一人一人の名前が呼ばれると、「はい!」と元気いっぱいの返事が体育館に響きました。震災を乗り越え、新しい歴史の1ページ目を飾る入学生として、学校生活の第一歩を踏み出しました。
新入生:
Q友だちできそう?
そんな気がする。100人
震災の影響により、当面は仮設校舎での授業となりますが、輪島小学校では再来年8月末からの新校舎供用を目指し、復興工事が進められます。