能登の災害ボランティアバス車内で女性2人の体触ったか…51歳の男は起訴内容認める

07/19(金) 13:55

2024年3月、災害ボランティアを送迎するバスの中で女性2人の体を触ったとして、県迷惑防止条例違反の罪に問われている男の初公判が金沢地裁で開かれました。

この裁判は大阪府熊取町の無職、51歳の男が2024年3月、能登半島地震のボランティアが乗るバスの中で26歳の女性の体を、その翌日には49歳の女性の体を服の上から触ったとして、県迷惑防止条例違反の罪に問われているものです。

金沢地裁で開かれた初公判で被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。検察側は被告に2度の盗撮の前科があることや、今回の犯行によって　ボランティアが集まらなくなる恐れを指摘し、懲役8カ月の実刑を求刑しました。

一方弁護側は被告がバスに乗った時点では犯行に及ぶつもりはなく周りのボランティアが寝た後、突発的に犯行に及んだなどと主張し、罰金刑か執行猶予付きの判決を求めました。裁判は即日結審し、判決は8月16日に言い渡されます。