能登半島地震で壊れた消防車の修理が完了…潰れた屋根や赤色灯を新調「大切に使わせていただく」

07/31(水) 14:56

能登半島地震で壊れてしまった消防車の修理が完了し、輪島市内で引き渡しが行われました。

輪島市消防団門前分団の消防車は能登半島地震で建物の下敷きとなり、屋根がつぶれるなどして動かせなくなっていました。そこで、この消防車を製造した金沢市の長野ポンプが都内にあるロータリークラブの支援を受け、屋根を交換したり新たな赤色灯を付けたりして修理を施しました。31日は修理を終えた消防車の引き渡し式が行われ、消防団員などが感謝を伝えました。

輪島市消防団　山吹英雄団長：
修理してもらった車両については大切に使わせていただきいざという時には団員が一致団結して地域の皆様の安全を守っていきます

長野ポンプ　長野幸浩代表取締役：
消防車は活躍しない方がいい有事の際にはこの車両の能力を発揮して地域の住民の安心と安全を守ってほしいなと思います

消防団では8月からこの消防車の使用を再開します。