北陸新幹線・加賀温泉駅前の仮駅舎 8月中にも撤去完了の見通し 跡地には屋根付きの広場「ガレリア」整備

08/22(木) 17:14

2024年3月に北陸新幹線が開業した加賀温泉駅。駅前に残っていた仮駅舎の撤去が今月中にも完了することが分かりました。また周辺施設の整備についての進捗状況も明らかとなりました。

2024年3月、北陸新幹線の開業を迎えた加賀温泉駅。しかし、周辺の施設整備は開業に間に合わず、開業前まで利用されていた加賀温泉駅の仮駅舎も残ったままとなっていました。加賀市役所で開かれた駅周辺の施設整備に向けた検討委員会。この中で駅前の中心に位置する加賀温泉駅の仮駅舎について今月中にも撤去が完了する　　　見込みだと報告されました。そして跡地に建設されるのが2026年3月のオープンを目指す屋根付きの広場「ガレリア」。全面ガラス張りの施設で市ではスポーツ観戦やマーケットなど多くの人が集まるイベントでの活用を想定しています。しかし委員からはこんな懸念も…。

委員：
これガラスですから地震が来た時に大変な被害受けるという想定はしてないんでしょうか？

事務局：
ガレリアの外部の鳥観図ではこのガラス屋根の部分が中の骨組みが細かくなっています。すごく丁寧に構造計算させていただいてそうした心配はないということで…

水野一郎委員長：
金沢駅のガラスドームもそうです20年ぐらい経ちますけど何の欠陥も見せてませんので、ガレリアもSNSやインスタグラムで評判になるんじゃないかなと思っています

一方、高架下では飲食店や観光情報センターなどが入る交流施設の整備が進んでいて、2024年12月1日にオープンする予定です。