地震の影響で市立図書館利用できず…輪島市長が仮設図書館を年内目途に開設する考え示す 空き店舗を活用

09/03(火) 17:04

3日に開会した輪島市議会で坂口市長は地震の影響で利用できなくなった市立図書館について年内を目途に、仮設の図書館を民間の施設内に開設する考えを示しました。

坂口市長：
被災により市立図書館の利用が出来ない事から、民間の施設を借用し仮設図書館を開設するため必要となる経費について費用を計上いたしました

輪島市では地震の影響で河井町にある市立図書館が使えなくなったため、道の駅の一部を利用して仮の図書館を開設しています。しかし、スペースが狭く並べられる図書も約1000冊と数が少ないのが現状です。このため、年内を目処に輪島市宅田町でDVDやCDの貸し出しを行っていたレンタルショップの空き店舗を活用し仮設図書館の開設を目指します。この運営費用として9月議会で1745万6000円の予算を計上します。

坂口市長：
本を読んで心を豊かにするとか心を慰めるといったことがある中で図書館が無いのは厳しいみなさんの憩いの場になれるようにしていきたい

輪島市では、子どもたちの遊び場を確保するため今後、マリンタウンの広場の修理なども計画しています。