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能登半島地震の経験生かす…南加賀3つの消防本部が大地震を想定した救助訓練 小松・加賀・能美が合同で

能登半島地震の経験を生かす取り組みが加賀地方でも広がっています。南加賀3つの消防本部が大地震を想定した救助訓練を実施しました。

小松、加賀、能美。3つの消防本部が合同で行った訓練は小松市を震源とする大地震が発生し崩れた家に住民3人が取り残された想定で、消防隊員など約30人が参加しました。より実践に近い形で行うため解体前の市営住宅を使用したほか、隊員には事前に建物内の状況が分からない状態で始まりました。

家の倒壊を防ぐために隊員たちは金属のパイプを使って外壁を固定。壁に開けた穴から中に入って住民を助け出していました。訓練中にはこんなことも…音が鳴ったのは、倒壊家屋監視センサー。救助中に地震の揺れなどを感知するもので能登半島地震の現場でも実際に使用されました。3つの消防本部は今後も能登半島地震の教訓を踏まえ有事に備える方針です。

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