「マジ神」なスタッフが活躍　金沢でAI活用した新サービスの会議付き有料老人ホーム

09/20(金) 12:50

今年10月、兼六園や金沢城のすぐ近くに介護付き有料老人ホームがオープンします。ほかにはない好立地、豪華な空間に加えて、「AI」を活用した新サービスに注目が集まっています。

金沢市兼六元町に10月オープンするのはベネッセスタイルケアが手がける介護付き有料老人ホームです。夫婦でも入居できる豪華で広々とした部屋など、あわせて63室が用意されています。そして、屋上には金沢城を望むことができるウッドデッキも。さらにこの老人ホームにはあるポイントがあります。

ベネッセスタイルケア西日本・北陸エリア事業本部　安達覚史執行役員：
「当社の中の専門資格でマジ神というものがあります」「マジ神の持っているスキルとか知見をAIに学習させ、ケアのヒントを得て、入居者のQOLを高めるような介護に結び付けられるようになっています」

「マジ神（まじかみ）」と呼ばれる優れたスキルを持つ職員の行動などをAI化したその名も「マジ神AI」。実際にAIがどんなヒントをくれるのかというと…

ベネッセスタイルケアマジ神・安食香澄さん：
「マジ神AIの現状・課題のヒントというところを見ていくと…寝る前のスタッフの関わり方が入居者を不安にさせていませんか？とか、第一歩目のヒントなのでそこから体調のデータを見比べながら探っていく形が多い」

入居者へのよりよいサービスの提供はもちろん、AIの活用が介護人材の育成につながることが期待されています。

ベネッセスタイルケア西日本・北陸エリア事業本部　安達覚史執行役員：
「いままでは首都圏を中心に事業展開をしてまいりましたけれども地方の都市においても高齢化の中で有料老人ホームのニーズは高まっておりますのでいままで培ってきたノウハウも活かしてよりよいサービスを作っていきたい」

「リハビリホームグランダ金沢兼六元町」は10月5日にオープンです。