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「地震から立ち直れると思っていたのに…」能登に大雨特別警報 3人が行方不明

県内は線状降水帯が発生し、能登北部に県内で初めて大雨特別警報が発令されました。この大雨で1人が死亡、少なくとも7人の安否が不明となっています。

県内は秋雨前線に伴う発達した雨雲の影響で、21日午前9時すぎ、能登地方に線状降水帯が発生し、午前9時10分ごろに輪島市で1時間に120ミリの猛烈な雨が観測されました。その後、雨は降り続き、午前10時50分に県内では初めてとなる大雨特別警報が珠洲市・輪島市・能登町に発令されました。この雨の影響で、珠洲市で1人が死亡し、珠洲市と輪島市、能登町でそれぞれ1人のあわせて3人が行方不明となっています。また輪島市中心部と門前町をつなぐ中屋トンネルで、復旧工事を行っていた作業員4人の安否が不明となっていると言う事です。また、珠洲市・輪島市・能登町のあわせて16の川が氾濫し、珠洲市・輪島市・能登町のあわせて4万4500人あまりに避難指示が出されています。

珠洲市民:
「土砂降りというかバケツひっくり返したような状況が結構長い時間続きましたねやっと何とか(地震から)立ち直れるかなという感じだったんですまたこれで元に戻るのかな…」

県によりますと穴水インターとのと里山空港インター間が通行止めとなっているほか、県道で18路線37カ所で通行止めとなっています。このため各地で孤立地域が発生し、珠洲市で4カ所能登町で2カ所、輪島市は調査中だという事です。気象台は、能登では22日午後6時までの24時間に多いところで180ミリの雨が降るとして、引き続き、最大限の警戒が必要です。

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