地震の影響で2.8kmにわたり崩落…七尾市和倉温泉の護岸「2年後までの完全復旧を目指す」国が方針示す

09/26(木) 18:44

能登半島地震の影響で2.8キロに渡って崩落した七尾市和倉温泉の護岸について、国は2年後までに　完全復旧を目指す方針を示しました。

和倉温泉では元日の地震で、温泉街に面する護岸約3.5キロのうち、約2.8キロが崩れ落ちたり、亀裂が生じるなどの被害があり現在もほとんどの旅館で営業を再開できていません。

こうした中、護岸の復旧について話し合う会議が開かれ工事を行う北陸地方整備局の担当者から「2年後までの完全復旧を目指す」とするスケジュールが示されました。

また、工事では温泉地の景観を壊さないよう護岸の位置や高さが被災前と同じになるよう配慮するということです。

ゆけむりの宿美湾荘　多田直未社長：
「少し時間はかかったがいい形で護岸の復旧方法なり時期的なものが少し決まったということですごく安心しています」

工事は今年秋から始まる予定です。