馳知事が上京し岸田総理に激甚災害への指定を依頼　震災と水害の一体的な取り扱いも求める

09/27(金) 18:04

馳知事は27日上京し、今回の豪雨災害を激甚災害に速やかに指定するよう岸田総理に要請しました。

午前11時、総理官邸を訪ねた馳知事は、今回の豪雨災害を受け国に求める支援内容をまとめた要望書を岸田総理に手渡しました。

その上で馳知事は、復旧復興を円滑に進めるため激甚災害への早期指定を求めました。また、今回の豪雨災害は能登半島地震からわずか9カ月たらずで発生し被災状況も地震の影響を大きく受けているとして震災と水害の一体的な取り扱いを求めました。

これに対し、岸田総理は要望を踏まえ、政府として対応をしっかり考えたいと答えていました。

馳知事：
「我々はあきらめるわけにはまいりません。なんとしても復活をさせるという意味から必要な財源を確保したうえで現地調査、工法を検討したうえで復旧復興に向かっていく。なんとしてもやり遂げたいと思っています。ぜひご支援よろしくお願いします」

また岸田総理は、被災した自治体の当面の資金繰りを円滑にするため能登6つの市と町についてあわせて26億円の普通交付税の繰り上げ交付を決定したことも明らかにしました。