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冬の訪れを前に…金沢で消雪装置の点検始まる 約240kmの道路に計392カ所 11月末までに完了予定

2日から3連休ですが、台風21号の影響が心配されます。台風21号から変わる見込みの温帯低気圧の影響で石川県内は2日昼前から夜遅くにかけて土砂災害に注意・警戒が必要です。

1日の県内は、東シナ海から日本の南に停滞している前線の影響で雨が降っているところがあります。こうした中、金沢市内では冬の訪れを前に消雪装置の点検が始まりました。市内約240キロの道路には392カ所の消雪装置が設置されていて今月末までに点検を完了し雪に備えるということです。

金沢市道路管理課 田中浩之さん:
「十分に消雪装置の機能が発揮できるように点検してまいりたい。」

金沢地方気象台によりますと、台風21号から変わる見込みの温帯低気圧が前線上を進む事で、県内は2日朝から夕方にかけて所によって激しい雨が降り、雨雲が予想よりも発達したり停滞したりした場合は、警報級の大雨となる可能性があります。このため、2日昼前から夜遅くにかけて県内全域で土砂災害に、能登では河川の増水に注意と警戒が必要です。

2日朝9時の予想天気図です。この時間、台風21号から変わった温帯低気圧が九州の西の海上まで進んでいます。この低気圧から前線が東へのびているため、県内は2日の朝からまとまった雨となりそうです。

このあと、低気圧は東へ進み県内に接近するため、次第に雨脚が強まる見込みです。

雨雲の予想で確認します。こちらは2日朝6時の予想です。青色の1時間に5ミリ以上の雨雲が加賀南部からかかり始めます。動かしてみますと、午前9時・正午も雨雲はかかり続け、午後3時ごろに低気圧の中心が県内に接近します。加賀では濃い青色の10ミリ以上の雨となるところもありそうです。このあと、夕方6時ごろから雨雲は次第に東へ抜ける見込みですが、低気圧が北寄りに進みますとこれより多く降るおそれもありますので、最新の気象情報にご注意ください。

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