地震による土砂崩れ等で通行止めだった珠洲市の国道249号 迂回路が完成し約1年ぶりに全線で通行可能に

12/27(金) 17:48

能登半島地震による土砂崩れなどで通行止めとなっていた、珠洲市の国道249号の迂回路が完成し、これで珠洲と能登を外浦からつなぐ国道249号全線が通行可能となりました。

27日午後1時に通行が可能となったのは、珠洲市の真浦町（まうらまち）と仁江町（にえまち）を結ぶ国道249号の約1.7キロメートルの区間です。

この区間は、能登半島地震による土砂崩れでトンネルがふさがれるなどし、国は隆起した海岸などを活用し、迂回路を作りました。う回路は幅5メートルの1車線で、途中に設けた待避所で車がすれ違う構造となっています。

実家が珠洲・大谷地区の人:
「待ちに待った開通ですこれが開通すれば人も通って少しは賑やかになるかなだいぶ人がいないもんでね。」

これで輪島市と珠洲市を外浦からつなぐ約53キロメートルの区間は、地震から約1年ぶりに全線で通行が可能となりました。当面の間、緊急車両や地元住民だけが通行できます。