あす能登半島地震から1年…504人が死亡 最大5万2000人の避難者は豪雨あわせ約200人に

12/31(火) 17:01

元日の能登半島地震から1日で1年となります。これまでに災害関連死を含め石川と富山、新潟で504人が死亡し、2人が行方不明となっています。

マグニチュード7.6の地震が能登半島を襲ってから1年。災害関連死を含め死者は504人、2人が今も行方不明となっていて378人が重傷を負いました。災害関連死の審査は今も続いていて、依然、200人あまりが審査を待っている状況です。

この地震で6077棟の住宅が全壊し、1万8342棟が半壊。空き家などを含めた建物被害は、5万9862棟に上ります。最大で5万2000人に上った避難者は、今も輪島市の2カ所で13人が避難所で暮らしているほか、広域避難所には4カ所に14人が生活を続けています。

また9月には被災地に豪雨が襲い、16人が死亡、2人が重傷を負いました。仮設住宅にも浸水し、輪島市と珠洲市の13カ所の避難所に157人が、七尾市などの二次避難所には18人が不便な生活を余儀なくされています。

また今回の地震と豪雨では深刻な断水が発生し、地震では最大13万戸が断水、その後の豪雨もあいまって早期復旧困難地域として今も水道が戻らない建物が600戸近く残っています。