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能登半島地震から1年…ドキュメント2024年大みそかから2025年元日の被災地は今
珠洲市真浦町は静かな大晦日でした。
地元の人:
「ここに住めない、大変です戻れないと思いますよ」
のと里山空港では…年末年始を能登で過ごす人が羽田から到着
帰省客:
「おばあちゃんの料理を満喫したい」
出迎えた祖母:
「正月地震あったから来ないというかと思ったでもきてくれたからうれしい」
帰省客:
「なにもなければいいな」
7月に輪島市内のショッピングスーパーで再開した輪島朝市も大みそかまで営業を行いました。
出店者:
「人生180度変わった。大晦日やから思い出しますよね来年があればいいかな」
そして…夜。
珠洲市三崎町の専念寺では、住職一家が除夜の鐘を打ち続けていました。
畠山義邦専念寺住職:
「この近所にほとんどおられませんので、子どもさんもいませんので寂しい気持ちですね。」
地震と豪雨の二重被災にあった輪島市町野町では、キャンドルが並べられる、黙とうがささげられました。
そして…夜が明け2025年1月1日
珠洲市の見附島に訪れた人は「能登がもっと良くなればな、自然災害がこれ以上来ないで」と願っていました。また輪島市の朝市通り周辺では、震災遺構となっている泰山木を前に「なんにも無くなってしまったけど木だけはまだ残っているので春まで頑張ればまた花が咲くのかな」と話す人もいました。
輪島市の重蔵神社では、仮の本殿で初詣を受け入れていました。
参拝客:
「今年は穏やかに平和な年を迎えられるように。去年もこの時間はこうだった」
「景色は変わっていますけど静かに穏やかに1年を過ごせるように」
「家族で過ごせる素晴らしい1年になればいいな」
珠洲市の須須神社では神楽が奉納され…
巫女:
「復旧・復興がもっと進んでたくさんの人が珠洲に帰ってきてくれたら」
輪島市の仮設住宅では…餅つきが行われていました。
入居者:
「音がしてるし見に来たら餅ついていて。いただきました ありがとう」
企画したチーム輪島人:
「みんな笑顔になったらいいなと思ってそれが一番かな」