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「地元で終えて誇り」星稜高校で本田圭佑の1学年上でサガン鳥栖で活躍の豊田陽平選手が現役引退会見

現役を引退した小松市出身でツエーゲン金沢の豊田陽平選手が29日、引退会見を開きました。現役生活の最後を地元のチームで迎えられたことに感謝の思いを語りました。 


29日、金沢市内のホテルで引退会見を開いたツエーゲン金沢の豊田陽平選手。自らを「遅咲きの選手」と語り21年間に渡るプロサッカー選手生活を振り返りました。

豊田陽平選手:
「誰もが2、3年で帰ってくることになるだろうと想像したと思うんですけど、いい意味で裏切りたいと歯を食いしばってがんばってきた。」

豊田選手は星稜高校を卒業後、J1の名古屋グランパスで活躍。2008年の北京オリンピックに出場するなど、ストライカーとして活躍してきました。また2022年には地元に戻りツエーゲン金沢でプレー、現役生活の最後を地元の石川で迎えたことについて…

豊田選手:
「サッカー選手として石川県で生活しているのが夢のようだった(現役の)最後を地元クラブで終えられたこと誇りに思っている。」

会見では豊田選手の母、千寿子(ちずこ)さんが登場。豊田選手に花束を手渡し「21年間おつかれさまでした」と声を掛けました。

豊田選手:
「照れくさいのもあって感謝を伝えきれていないですけど本当にありがとうございます。」

今後は2010年から10年に渡って所属した佐賀県のサガン鳥栖(とす)でクラブスタッフとして活動することになっています。

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