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文化の違いでもトラブルに…石川県がオーバーツーリズムの対策会議 近江町市場の担当者は“即効性”求める

政府は2030年に外国人観光客をいまの倍以上となる6000万人という目標を掲げています。石川県内でも2024年、宿泊した外国人観光客は過去最多。そこで心配されるのは観光公害、「オーバーツーリズム」。課題を共有し、対策を立てる会議が開かれました。

県庁で開かれた会議。参加したのは自治体の担当者や観光ガイド、地元商店街の代表に交通事業者など22人です。この中で県は2024年1月から10月にかけて県内に宿泊した外国人観光客はおよそ180万人に上ると報告しました。これは、これまで最も多かった2019年の2倍以上です。出席者からは文化の違いによるトラブルを防ぐため外国人に向けたルールやマナーの啓発が重要だという声が上がりました。さらに多くの外国人観光客が訪れる近江町市場の担当者からは…。

担当者:
即効性のある対応として通訳士のみなさんにご協力いただくことも非常に大事だと思っている行政の方にお願いしたいのは即効性のある対応というのをお願いできればと思っています

石川県文化観光スポーツ部国際観光課 北口義一課長:
マナーの啓発というところ文化の違いで向こうは自然にやっているところで悪いことをしているという意識が全くないので、そういったことははっきりと伝えて行くことが大事だとわれわれも学びましたのでそんなこともすぐに取り組んでいきたいと思います

県は5月の大型連休明けに再び会議を開いて課題を共有する考えです。

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