石川テレビ

 

第527回石川テレビ放送番組審議会 令和5年9月12日(火)

   

【出席委員】

委 員 長 岡 能久  
副委員長 平田 浩二
委   員 岩木 弘勝 北 篤司
松田 若子 谷口 陽子
宮下 智裕 北尾 美帆

以上8名

1、審議番組(合評)

「わがまま!気まま!旅気分 石川・能登 美を見つける旅」
  令和5年9月2日(土) 午後3時00分〜午後3時55分 放送

高島礼子さんと吉田アナは良い掛け合いだった。珠洲から美を見つける旅が入ったのは良かった。作家が3か月前から地元に入り制作していることも知ることができ良かった。「奇跡が起きる場所」のテロップは少し違うと感じた。加賀屋で美を切り口にしたのは良かった。後半は美を見つける旅から外れていたように感じた。
若い吉田アナが大女優の高島礼子さんに臆することなく案内していて良かった。高橋さんはアドリブで番組を盛り立て流石だった。木を切り抜いている制作シーンは良かった。アニメを取上げたのは話題性もあり良かった。加賀屋の美術品をもっと見たかった。青林寺のライトアップに丁寧な説明が欲しかった。
高島礼子と吉田アナが旅をする雰囲気は優しい感じがして良かったが吉田アナは受け止めるだけで少し残念だった。「インソムニア」の説明があると良かった。紹介された場所は初見の所が多く新鮮に映った。能登の祭りの歴史について知りたかった。
色々な話題を詰め込み過ぎていたと感じた。芸術祭や祭り、グルメ・アニメなど一つ一つが軽んじられていた。加賀屋の美術品を見たかった。青林寺のシーンは本当に良かった。インソムニアのコーナーはサブタイの美を見つける旅とそぐわなかった。折角なら奥能登の風景も見たかった。
奥能登国際芸術祭を紹介したことで珠洲の復興が進んでいることが分かり良かった。珠洲シアターミュージアムを通して珠洲市の芸術への理解の高さを感じた。美を見つける旅のサブタイとインソムニアの話題が繋がらなかった。
吉田アナと高島礼子さんのトークが心地よくゆったりと見ることができた。芸術祭の参加アーティストを訪ねるシーンは興味深かった。青林寺のライトアップは幻想的で夜のお寺は珍しく新たな発見だった。アニメを知らない者にとっては聖地と言われてもピンとこなかった。
今回取り上げられた場所は定番の場所ではなく新鮮な気持ちで視聴した。インソムニアの聖地巡礼はアニメを知らない人にはピンと来ないのでは。前半のゆっくりとした流れと後半の七尾の速い流れに違和感を感じた。吉田アナのフレッシュ感と高島さんの落ち着いた感じにちぐはぐな感じがして互いの良さを減殺していると感じた。


2、訂正・取り消し放送について

事務局より令和5年7月1日〜8月31日までの自社制作番組放送の中で、上記に該当した番組はなかった旨、報告した。


3、番組に関する問い合わせ、苦情など
令和5年7月1日〜8月31日
までに編成部に寄せられた意見

 ▽令和5年7月お問い合わせ
電話 28件
メール 27件
はがき・その他 0通
 ▽令和5年8月お問い合わせ
電話 21件
メール 19件
はがき・その他 0通

「マンスリーNote」放送 令和5年9月24日(日) 午前11時45分〜11時50分(字幕放送)
           再放送 令和5年9月25日(月) 深夜2時11分〜2時15分(字幕放送)

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