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奇跡的に残る…大規模火災起きた輪島・朝市通り周辺に立つ「泰山木」市長が震災遺構として保存する考え示す

能登半島地震の発生からまもなく半年です。

輪島市の坂口市長は記者会見を開き、大規模火災の朝市通り周辺で奇跡的に残った木を震災遺構として保存する考えを示しました。

輪島市長:
「朝市の所で『泰山木(たいざんぼく)』という木もあるんですよね。白い花が咲くっていう。切らないでと言う話もある。そこは朝市や本町商店街のみなさんの話を聞きながら遺構を残せるものは残せればいいかなとは思っています」

28日の記者会見でこのように述べた坂口市長。
朝市通り周辺の大規模火災で奇跡的に残った木を震災遺構として保存する考えを示しました。

公費解体が進む輪島市朝市通り周辺で今も凛と立ち続ける「泰山木(たいざんぼく)」。

持ち主は、隣接する漆器店ですが、今回の地震で亡くなっています。
市は地域の人たちと相談しながら震災遺構として残せるかを検討すると言う事です。

輪島市長:
「花言葉が『前途洋々』という言葉でありまして今のところ生きているんじゃないかと言うんですけども、そこもきちっと調べながら震災遺構ということで残すべきものであればまた検討したいと思っている」

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