災害救助法に「福祉」の規定を…中部9県の知事などが国への提言まとめる

07/12(金) 12:08

中部9県の知事などが集まる　中部圏知事会議が7月11日に開かれ、災害救助法に「福祉」の規定を設けることなどを国への提言としました。

11日に金沢市内で開かれた中部圏知事会議には中部地区9県の知事と名古屋市長あわせて10人が出席しました。この中で馳知事は、能登半島地震の教訓から在宅や車中泊の被災者に対しても手厚い支援を行うため、災害救助法に「福祉」の規定を設けるべきだと訴えました。
また支援者の活動拠点を確保するため、道の駅などにキャンピングカーやトイレトレーラーを配置し、災害時に活用できる体制を整えるべきとして、国への提言に盛り込みました。
一方、北陸新幹線の大阪延伸について滋賀県の三日月知事は「滋賀県にとって並行在来線が存在しない、小浜・京都ルートが最適」と述べ、従来の方針通りのルートで、一日も早い延伸の実現を訴えました。