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「漁獲量が上がることを期待するしかない」能登町で今年最後のスルメイカ水揚げ作業
日本有数のスルメイカの水揚げを誇る能登町で今年最後のスルメイカの水揚げ作業が 行われました。
25日午前7時半、能登町小木の県漁協小木支所では中型イカ釣り船による今年最後のスルメイカの水揚げ作業が行われ、1隻が1500箱、約1.2トンを水揚げしました。外国籍の船による違法な乱獲に加え、海水温の上昇などによるスルメイカの減少傾向が続き今シーズンの水揚げ量は昨シーズンを320トンほど下回る過去最低のおよそ500トンとなりました。今年は県漁協に所属する9隻の中型イカ釣り船が日本海周辺で操業を行ってきましたが記録的な不漁と燃料の高騰などで来年2月末までの漁期をおよそ2ヶ月残し、今年の漁を終えることにしました。
県漁協小木支所 坂東博一参事:
「(来年は)イカの資源が回復して漁獲量が上がることを期待するしかないですね」
来年の中型イカ釣り船による スルメイカ漁は6月から始まります。