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ANAの能登-羽田便 地震前と同じ1日2往復の運航再開 年末年始の帰省客やボランティア等の利用見込む
元日の地震の影響で1日1往復となっていた能登ー羽田便が25日から地震前と同じ1日2往復の運航を再開しました。
記者リポート:
「東京羽田からの便が到着しました。能登ー羽田便はきょうから2往復になり、地震前の状態に戻ります」
能登ー羽田便は元日の地震で1月26日まで運休。その後、週3日で運航を再開し、4月15日からは毎日1往復で運航していました。こうした中、年末年始の帰省客の利用などを見込んで、全日空は地震発生からまもなく1年を迎える25日、1日2往復での運航を再開しました。
全日空金沢支店 花井宏樹支店長:
「震災ならびに豪雨を踏まえまして、支援者の方だったりボランティアの方ですね。こういった方々がほぼほぼご利用いただいている」
実際、羽田から到着した乗客に話を聞くと関東からボランティアのために訪れた乗客が多く見られました。一方、能登から羽田へ向かう乗客は…。
乗客:
「珠洲市に自宅があって、東京のみなし仮設で暮らしている。自宅の様子を見に来た」
「輪島の祖父の法要で。豪雨の後に亡くなって。2往復で便利になった」
能登にふるさとがある乗客は1日2往復の再開でアクセスしやすくなったことを喜んでいました。全日空によりますと能登ー羽田便の今月25日から来月5日までの予約数は発着合わせておよそ4100人で、予約率は62パーセントとなっています。羽田発のピークは大晦日、能登発のピークは来月3日です。