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12年ぶりの選挙戦に突入…石川県の内灘町長選挙告示 現職と新人2人の計3人が立候補 1月19日投票
12年ぶりの選挙戦となりました。内灘町長選挙が告示され現職と新人2人のあわせて3人が立候補しました。争点は?そして国政選挙も見据えた国会議員の動きとは?
内灘町長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属の前内灘町議会議員の生田(いくたはやと)勇人候補と4期目を目指す現職の川口克則(かわぐちかつのり)候補、権現森海水浴場組合代表(ごんげんもり)の近村宏樹(ちかむらひろき)候補の3人です
生田候補「町に対して、今すぐやっていただきたいこと、こういったことを話し合ってきましたが、いっこうに進捗が見られません。この遅れを、復旧・復興の遅れを取り戻し、新しい街づくり、未来へ向かっていく新しい街づくりを実現していく」
町議を5期17年務めた生田候補は、復興課を新設し復興計画の情報を住民に随時提供することや準半壊認定となり使えなくなった建物に解体補助制度を創設することなどを掲げています。
川口候補「国のお金がなくては災害復興はできません。国県としっかりと連携をいたしまして、全力で取り組んでまいりますのでどうかよろしくお願いをいたします。それと並行してしっかりとした子育て支援を施策を確立したいと思っております。まちづくりの方もしっかりと取り組んでまいりますのでどうか大きな大きなご支援のほどよろしくお願いいたします。」4期目を目指す現職の川口候補。災害公営住宅の整備や電柱の地中化など震災からの復興を第一に掲げます。また3歳未満の保育料を無償化するなど子育て支援の拡充を訴えます。
近村候補「内灘町・町議会をぶった切りたい。内灘町の町民をいじめる奴らは絶対に許さない。震災復興につきましては、しんどい思いをしている人たちに寄り添って、温かい町・内灘と言われるような形にしたいと思います。」権現森海水浴場組合代表(ごんげんもり)の近村候補は、地震によってずれた土地の境界を、公費で新たな境界を定めるとしています。また、地域活性化のため45階建ての高層複合ビルを建設することを公約に掲げています。内灘町で選挙戦となるのは12年ぶり。
投票日は1月19日で即日開票されます。