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400年の歴史を持つ加賀藩御用達の和菓子店「森八」の伝統和菓子を全て味わえる特別メニューが登場へ
1625年、寛永2年、今からちょうど400年前に創業したのが、石川県金沢市にある老舗和菓子店の「森八」。8日からその森八が誇る伝統の味を全て味わえる特別メニューが提供されることになりました。
2025年、創業400年を迎える金沢市の老舗菓子店「森八」。本店の2階にある茶席でいただけるのが…
リポート:
「こちらが、今回新たに考案された新メニューです。上品でありながらとっても華やか金沢で長年愛されてきた菓子を1つのプレートで味わうことができます。」
400周年を記念したメニューは二つ。森八の歴史が詰まった「伝統」は、森八が誇る銘菓「長生殿」「千歳」「羊羹」を全て味わう事ができます。
リポート:
「まずは伝統のプレートから。金沢の名物・長生殿。さく、ほろっと甘さがとろけます。この舌触りがとっても滑らかで美味しい。甘さもすごく上品で、やさしい味わいです。」
もう一つのメニューの名前は「革新」厳選された8種類の自家製餡で、手作りもなかを楽しむことができます。
リポート:
「ではこちらの黒こし餡を乗せて。優しいあんの甘さがふわっと広がります。もなかのパリッとした食感と合わせると本当に美味しいです。せっかくなのでこちらの黄身あんと抹茶あんを組み合わせた尾崎流もなかで頂いてみます。黄身の甘さと抹茶のほろ苦さが組み合わさって、また新たな味わいを発見しました。」
また、こんな仕掛けも…付属のQRコードをスマホで読み込むと、プレートや餡の解説を見ることができます。
若女将 中宮千里さん:
「どちらのメニューもあんこの風味の高さを味わていただきたいなと思っております。季節ごとに景色も変わりますので、金沢の景色の中で楽しんでいただく、この金沢の生きた文化というのを楽しんでいただきたいなと思います。」
400周年記念プレートは、8日から「本店」とひがし茶屋街にある「ひがし三番丁店」で販売されます。