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7/19に2年ぶりの海開き…内灘海水浴場で水難事故に備え合同救助訓練 消防や海保など5つの機関が参加

2年ぶりの海開きを控えた内灘海水浴場では水難事故に備え、5つの機関が参加する合同訓練が行われました。

毎年この時期行われている合同訓練。消防や県警、金沢海上保安部など5つの機関からおよそ50人が参加しました。訓練は20代の男性2人が高波にさらわれたという想定で実施。

通報を受けた消防がロープを使って1人目を救出すると金沢医科大学病院の医師などが心肺蘇生を行いました。残る1人の救助に使われたのはドローンです。消防隊員も海に入り、海と空から2つの視点で要救助者を見つけます。その後、金沢海上保安部などが巡視艇とヘリを活用して要救助者を救出。通報からおよそ30分で救出は完了しました。

内灘消防本部 中本潤署長:
水難救助は1分1秒を争う厳しくて過酷な現場です。各機関が連携を取り合いより良い救助活動を展開できるようにするのが訓練の目的です。

地震の影響で海水浴場を開設できかった去年、この海岸で死傷者はいなかったものの2件の水難事故が発生しています。

中本署長:
遊泳ロープを張るのですがその外に出ると急に深くなったりします。さらに離岸流が発生する可能性もあります。ですので極力、遊泳ロープ内で遊んで親御さんが目を離さないようにしていただきたい

内灘海水浴場は今月19日に海開きが行われます。

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