能登半島地震で被災した県立高校の復旧工事に向け石川県が8月末から設計着手

08/20(火) 15:45

能登半島地震で被害を受けた県立高校の校舎について、石川県は8月末から復旧工事の設計に着手する方針を示しました。

県議会の厚生文教委員会で北野教育長は、元日の地震で被害を受けた県立学校9校の復旧状況について報告しました。そのうえで被災した県立高校の校舎の復旧について、能登高校は8月末、飯田高校と羽咋高校は9月末までに設計を行い、順次工事を行っていく計画を明らかにしました。この他の穴水、輪島、門前、田鶴浜高校、それに七尾特別支援学校は2024年内に建物の基礎調査を行った後、工法が検討されます。また金沢北陵高校は、校舎前ののり面の崩落について段階的に工事を進めています。各学校の体育館やグラウンド、寄宿舎についても年内に設計や基礎調査に着手する方針ですが、未だ避難所となっている輪島高校の体育館などについては時期の目途は立っていません。